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安全対策情報safety

【連絡・実用例】指針に沿った畳の消毒方法(2020.09.21)

指針では、畳の消毒は、「アルコール類か 0.02-0.1%次亜塩素酸ナトリウムにより消毒」と表記している。アルコールはコロナウイルスへの効果が高く、手指衛生などに広く使われていますが、畳の消毒に使うには高価である。一方、次亜塩素酸ナトリウムは一般家庭の衣料用や台所用として広く使われている。

本例では、家庭で使われているハイター(花王)を用いた畳の消毒法の1例を示す。ハイターを使った消毒は厚生労働省でも推奨されている(https://www.mhlw.go.jp/content/000617981.pdf)。新品のハイターは6%の次亜塩素酸ナトリウムが含まれており、1ccのハイターを300ccの水で希釈すると0.02%となる。ハイターは「ふきん」の消毒で0.01%、まな板や哺乳瓶、ドアノブの消毒に0.06%に希釈しての使用が薦められており、畳表の材料である塩化ビニールを傷めることはない。

不織布(1×25mで8000円程度)を掃除用ワイパー(1本750円程度)に付け外しできるよう、適切な大きさに裁断しておく。カー用品のペーパータオルも安価に手に入る。ワイパーに不織布を取り付け、次亜塩素酸ナトリウム(希釈したハイター)を吹き付ける。金属を使っていない霧吹き器を使うが、本例では園芸用の噴霧器(3000円程度)を使っている。1往復毎に次亜塩素酸ナトリウムを吹き付けて畳に広げて消毒を行い、160畳の道場で5分以内に消毒を完了できる。0.02%では匂いは気にならず、数分で乾く。十分に畳が乾いたあとに、参加者の入場を許可する。匂いや皮膚への影響が危惧される場合は、乾燥ののちに水拭きを行う。
畳の消毒方法(動画:https://drive.google.com/file/d/1IUOd9GaWYO8UyABLONnkqHtEb6kbBxhE/view 





以上

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